S&P500種は向こう1年で3750まで上昇へ コロナ後見据え循環株推奨─JPモルガン
JPモルガン・プライベート・バンクは、S&P500種が21年9月までに3750まで上昇する可能性があるとの見方を示した。また、コロナ後の経済回復を見据えて景気循環株をポートフォリオに加えるべきとした。
JPモルガン・プライベート・バンクは、S&P500種株価指数が2021年9月までに3750まで上昇する可能性があるとの見方を示した。また、コロナ後の経済回復を見据えて投資家は景気循環株をポートフォリオに加えるべきとした。
機関投資家が重視するS&P500指数は29日の米株式市場で前日比16.13(0.48%)安の3335.47で終えた。9月2日に終値で過去最高値となる3580.84を付けた。
同行のストラテジストは29日に米テレビ局CNBCの番組で、米国市場は向こう1年間に新たな高値を付ける可能性があると語り、米国企業の利益見通しは依然として非常に強く、米国株について向こう1年間に約10%のアップサイドを見込んでいると述べた。
また、S&P500指数は20年末までに3500~3600に上昇し、さらに21年9月までに3750に上昇すると予想した。
株式相場は幾度かのボラティティの高い期間を迎える可能性があるが、押し目では景気循環株の取得を推奨するとし、資本財や建設資材といったセクターの上昇が期待されるとストラテジストは述べた。
さらに、デジタルトランスフォーメーション(DX)やヘルスケアイノベーションなどの構造成長がみられるハイテク株も推奨した。
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