S&P500指数、年末までに3500に上昇へ 米景気回復が継続─調査
米景気回復を背景にS&P500指数は年末までに3500まで上昇する可能性があるとフェデレーテッド・ハーミーズの株式ストラテジストは分析する。
米景気回復を背景に株価は上昇を継続し、機関投資家が重視するS&P500種株価指数は年末までに3500まで上昇する可能性があるとフェデレーテッド・ハーミーズのチーフ株式市場ストラテジスト、フィル・オーランド氏は分析する。
19日に米CNBCテレビの番組で語った。同指数はその後も上昇を続け、2021年末までに3800に達するとみているという。
S&P500指数は18日に3389.78で終え、約6カ月ぶりに終値ベースで史上最高値を更新した。19日には3399.54まで上昇し、取引時間中の最高値を付けた。
株式市場の強気派として知られるオーランド氏は、株価指数はコロナ禍の最中の3月23日に付けた今年の安値から回復しており、景気回復が上昇を支え続けるとの見方を示した。
景気回復は非常にパワフル、かつ広範にわたると同氏は指摘し、消費者の行動は力強く、自動車や住宅の販売はV字回復していると語った。
米失業率は低下へ
また米国の雇用状況も改善しており、失業率は年末までに7~8%に低下する可能性があると述べた。
米労働省が7日発表した7月の失業率は10.2%。3カ月連続で前の月より改善した。
オーランド氏はまた、新規失業保険申請件数はこの数週間で改善していると指摘した。米労働省が13日発表した8日終了週の新規失業保険申請件数は96万3000件。市場予想の110万件を下回り、3月中旬以来初めて100万件を割り込んだ。
一方、同氏は相場は依然として乱高下する可能性があるとし、とりわけ米大統領選を前に両陣営の争いが激化する際にその可能性は高まるとした。
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