アンリツ株が18年ぶり高値、5G関連の買いが後押し
・01年5月以来の高値
・5G試験システムがGCF認証取得
1日の東京株式市場でアンリツ<6754>が大幅高となった。同社製の試験システムが、次世代モバイルネットワーク「5G NR」における規格適合テストにおいて、スプリアス試験のGCF認証を取得したことが買い材料になった。
2月18日に付けた昨年来高値2308円を突破し、一時、前日比143円(6.5%)高の2345円まで上昇。2001年5月以来となる、およそ18年ぶりの高値を付けた。
この日の終値は97円(4.41%)高の2299円。
アンリツは昨日、次世代高速通信規格「5G」を採用する携帯端末の送受信特性、パフォーマンスなどの規格適合を確認するための同社製の試験システム「ME7873NR」が、5G NRにおける規格適合テストで、世界で初めてスプリアス(意図した信号以外の不要な周波数成分)試験のGCF(Global Certification Forum、認証試験基準を定めている団体)認証を取得したと発表した。
GCFが承認した測定システムや測定項目は、測定手順や測定確度といった性能が、携帯端末用認証試験で要求される条件に適合するものとして保証される。
スペイン・バルセロナで昨日まで開催された世界最大の携帯関連見本市「MWC19バルセロナ」でもアンリツは5Gデバイスの共同デモンストレーションなどで注目された。
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