ガンホーが23%高、自社株買い発表 出来高トップ
・最大50億円の自社株買い実施へ
・「パズドラ」の安定化が貢献
4日の東京株式市場でガンホーが大幅高となっている。50億円を上限とする自社株の取得枠を設定したことが買い材料になっている。
前場終値は前週末比59円(23.41%)高の311円。
前場の出来高は6940万株。東証の全市場を通じてトップとなった。
ガンホーは1日、3月開催の株主総会で10株を1株にする株式併合の承認を得られることを条件に、最大50億円の自社株買いを実施すると発表。株式需給の改善を期待した買いが優勢となった。取得株数、取得期間は未定という。
同日発表した2018年12月期連結決算は、営業利益が266億円で前期比22.7%減益。ただ、10~12月期売上高が前四半期比59.2%増、営業利益は同85.0%増となり、これまでの減少トレンドに歯止めがかかった格好となった。
同社は「パズドラ」の安定化と「Ragnarok M」の成功を理由に挙げた。
12月期の売上高は前期比0.2%減の921億円だった。
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