任天堂が「スイッチ」新モデル2種を今夏発表との報道
・ゲーム展示会「E3」で発表へ
・ゲーマー向けと一般消費者向けの2種
任天堂<7974>が早ければ今夏にも家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の新型モデル2種類を発表すると米紙が報じた。
それによると、そのうちの1つはゲーマーを対象としている。ただ、ソニーグループ<6758>の「プレイステーション4」やマイクロソフトの「Xbox One X」ほど高い機能は搭載されないもようだ。もう1つは一般消費者向けで、携帯型ゲーム機「3DS」の後継を想定しており、価格を抑えている。ソフトウエア開発者や、部品供給業者の話として伝えた。
これらのモデルは6月にロサンゼルスで開催されるゲーム展示会「E3」で発表され、その後発売される見通しという。
グーグルはクラウドゲーム発表
これに先立ち、グーグルは19日、クラウド経由でビデオゲームを配信する新サービス「ステイディア(Stadia)」を発表している。
この新サービスはゲームの複雑な画像処理をデータセンター内の高性能サーバーで行うため、高度な演算処理能力を持つゲーム機やパソコンを保有しないユーザーも、スマホやテレビ、通常のパソコンなどでネット経由でゲームを楽しめるという。
グーグルのステイディアは設置型ゲーム機メーカーの任天堂とソニーの脅威になる可能性があるとの見方で両社の株価は圧迫されている。
25日の東京株式市場で任天堂は250円(0.81%)安の3万450円で取引を終えた。
ソニーは79円(1.68%)安の4630円で大引けを迎えた。一時、4507円まで下げ、昨年来安値を更新した。
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