大塚家具株が大幅続落、38億円増資発表 ヤマダ電機と業務提携へ
・18年12月期は最終赤字32億円
・決算短信に「ゴーイングコンサーン」記載
15日後場の東京株式市場でジャスダックに上場する大塚家具<8186>が大幅続落。この日、投資ファンドなどから第三者割当増資で約38億円を調達すると発表した。発行済み株式数が現在の1940万株から7割近く増加することから、1株価値の希薄化などを懸念された。
午後1時13分現在、前日比51円(11.09%)安の409円で推移している。
第三者割当増資では19年3月4日~6月30日に1株290円で1311万株を発行する。発行価格は14日終値の460円からは4割近く安い水準。新株の引き受け先は昨年12月に業務提携した中国の居然之家(イージーホーム)などの取引先や米系投資ファンド。また、同社は別途、新株予約権も発行し最大38億円を調達する。
あわせて同社はヤマダ電機<9831>と人材交流や販売協力における業務提携も明らかにした。
大塚久美子社長は引き続き経営に当たる見通しだ。
大塚家具がこの日発表した2018年12月期の単独決算は、最終損益が32億円の赤字。最終赤字は3年連続となる。売上高は前の期比9%減の373億円。
決算発表は当初は14日の予定だった。
決算短信には引き続き「継続企業の前提に関する注記(ゴーイングコンサーン)」を記載。19年12月期の業績見通しは未定とした。
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