ファナックなど中国関連株高い 米中貿易協議、3月下旬にも合意との報道で
・3月27日に首脳会談か
・依然克服すべき問題も
4日前場の東京株式市場でファナック<6954>など中国関連銘柄が買われている。米中首脳が3月下旬にも会談し、正式に通商合意を結ぶ可能性があるとの報道が買い材料になっている。
午前10時40分現在、ファナックは前週末比525円(2.79%)高の1万9320円で推移している。
小松製作所<6301>は62.5円(2.29%)高の2788.5円、東京エレクトロン<8035>は270円(1.75%)高の1万5655円で取引されている。
米メディアは日本時間4日午前、米中両国が貿易協議で合意に向けて最終段階に入っており、今月27日にも首脳会談を行い正式に合意する可能性があると伝えた。
それによると、米国は昨年課した中国製品への関税の多くを撤廃し、中国は米国から輸入する農産品や自動車、化学製品などへの関税を引き下げる。
ただ、依然として克服すべき問題も残されているという。
外国為替市場では、ドルが円に対し堅調となっており、112円近辺で取引されている。
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