サンバイオ株、4%超上昇 値ごろ感広がる
・前日、5日ぶりに取引成立
・株価が急騰前の水準下回る
6日午前の東証マザーズ市場で、創薬ベンチャーのサンバイオが反発。足元の株価が、昨年11月に急騰する前の水準を下回り、投資家の間で値ごろ感が広がっている。
午前10時26分現在、前日比114円(4.35%)高の2734円で推移している。
サンバイオは昨日、1月29日以来5営業日ぶりに取引時間中に取引が成立した。4日までの4営業日は、比例配分によりストップ安で終えていた。
昨日は一時、前日比で35%超安い2401円まで下げた。終値は1090円(29.38%)安の2620円。株価は1月29日の終値1万1710円から5営業日で4分の1未満になった。
サンバイオの昨日の売買代金は1373億円。東証の全市場を通じてトップだった。
外傷性脳損傷対象の治験継続
昨年11月1日のサンバイオの終値は3685円。同日の取引終了後に開発中の再生細胞薬「SB623」の外傷性脳損傷(TBI)を対象とした日米共同研究での臨床第2相試験で主要評価項目を達成したと発表し、急上昇が始まった。1月21日、1万2730円の上場来高値を付けた。
しかし、同薬の慢性期脳梗塞を対象とした米国での第2b相臨床試験で主要評価項目を達成できなかったとの解析速報を1月29日の終了後に発表。一気に値を下げる展開となった。
サンバイオは株価急騰のきっかけとなったのTBIプログラムは継続する。現在、第2相臨床試験を実施している。
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