アンリツなど5G銘柄高い、信号機解放で5G基地局にとの報道で
・全国20万基の信号機を解放
・5Gの低コストかつ迅速な普及可能に
4日の東京株式市場でアンリツ<6754>など次世代通信規格「5G」関連の銘柄が高い。既存の信号機の開放により5G基地局を整備するとの政府戦略が報じられたことが背景にある。
午前10時9分現在、アンリツは前日比9円(0.54%)高の1687円で取引されている。
東証2部上場のアルチザネットワークス<6778>は8円(0.83%)高の977円で推移している。997円(2.89%高)で取引を開始した。
4日付の日本経済新聞は、政府が6月中旬にも閣議決定する新IT戦略に、全国約20万基の信号機を国内通信4社に開放して5G基地局として利用できるようにする方針が含まれると伝えた。5Gを低コストかつ迅速に普及させることが可能になるという。
アンリツは通信用計測機器の大手。同社の試験システムが、次世代モバイルネットワーク「5G NR」における規格適合テストにおいて、スプリアス試験のGCF認証を取得したことが買い材料になり、3月4日に2379円まで上昇。およそ18年ぶりの高値を付けた。しかし、その後は調整局面に入り5月21日に1554円まで下落した。
アルチザネットワークスは高速通信向けなどを主力とする通信計測器メーカー。4月5日に1379円とおよそ4年8カ月ぶりの高値圏まで買われた後、調整局面に入っていた。
本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありません。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。 無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。
リアルタイムレート
- FX
- 株式CFD
- 株価指数CFD
※上記レートは参考レートであり、取引が保証されるものではありません。株式のレートは少なくとも15分遅れとなっております。