ルネサスがストップ安、国内6工場最大2カ月停止 中国需要減で
・在庫水準適正化が理由
・海外工場も操業停止の可能性
7日前場の東京株式市場でルネサスエレクトロニクス<6723>がストップ安となっている。中国の需要減少を受け、国内6工場で半導体生産を最大2カ月停止するとの報道が背景にある。
売り気配で始まり、ストップ安(制限値幅の下限)となる前日比100円(14.62%)安の584円まで下落した。
日本経済新聞が7日付で、同社の生産停止を伝えた。国内の主要6工場での車載向け半導体などの生産を最大2カ月間停止する。中国で自動車や工作機械向けの需要が想定外に減少しているため、在庫水準を適正化するための措置という。
停止の対象になるのは、半導体の前工程を手掛けている那珂工場(茨城・ひたちなか市)、高崎工場(群馬・高崎市)、滋賀工場(大津市)、西条工場(愛媛・西条市)、山口工場(山口・宇部市)、川尻工場(熊本市)。
5月と8月頃のそれぞれ1カ月間、停止を行う方針。労働組合にも申し入れをしている。さらに、取引先企業への説明も始めたという。
海外でも中国とマレーシアの4工場で数週間、生産を停止する可能性がある。
ルネサスの2019年度の生産は、18年度比で1割超減る見通しという。
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