レオパレス株を英資産運用オデイが再度買い増し 9.97%に
・レオパレス、10日に施工不良拡大を発表
・オデイの保有比率、7.15%から上昇
英運用会社のオデイ・アセット・マネジメントがレオパレス21<8848>株を買い増した。オデイがこの日、関東財務局に提出した変更報告書によると、保有比率は12日時点で9.97%となった。これまでは7.15%だった。
レオパレスは10日、同社が管理・運営するアパートで、新たに3784棟に不備が見つかったと発表していた。
オデイによるレオパレス株の大量保有が発覚したのは昨年8月。昨年5月に、施工したアパートに建築基準法違反の疑いがある不備が見つかったとレオパレスが発表した後だった。
その後、オデイは段階的に保有比率を引き上げた。今年2月に施工不良の物件数が拡大した後の3月1日に提出した変更報告書で、保有比率が12.14%になったことを明らかにしていた。
ただ、その後は段階的に比率を引き下げており、3月29日に提出した変更報告書では保有比率は7.15%だった。
オディの保有目的は純投資。国内メディアの過去の報道によると、レオパレスとオデイは四半期ごとの決算報告などで定期的に連絡をとっている。
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