バイオ銘柄に買い そーせいは年初来高値
・そーせい、出来高膨らむ
・アンジェス株価は5%高
28日の東証マザーズ市場でバイオ銘柄が買われており、創薬ベンチャーのそーせいグループ<4565>が年初来高値を更新した。
午後2時28分現在、そーせいは前日比254円(12.59%)高の2271円で取引されている。値上がり率はマザーズで2位。
出来高は約1190万株でマザーズで首位となっている。
そーせいは2018年の高値(3195円)から安値(748円)の50%戻しである1971円を前場で突破すると、2200円の節目付近まで一気に買われる展開となった。いったんこの水準で上値が重くなったが、後場で一段と買い進まれ、2294円(13.73%高)まで上昇。年初来高値を更新した。
アンジェス、サンバイオにも買い
そーせいは24日、提携先であるスイスの製薬大手ノバルティスが新規ぜんそく治療配合吸入剤として開発中の「QVM149」について、医薬品販売承認(MAA)を欧州医薬品庁(EMA)に申請したと発表。ノバルティスのMAA申請は当初、2019年第4四半期を予定していたが、前倒しされた。
これに伴い、ノバルティスから250万ドルのマイルストン(一時金)を受領することが依然として好感されているもよう。
QVM149は、そーせいが開発した成分をノバルティスに導出し、ノバルティスが開発を進めているぜんそくの治療薬。
また、そーせいとともに成長期待の高い他のバイオ銘柄にも買いが入った。
アンジェス<4563>は34円(5.02%)高の711円、サンバイオ<4592>は30円(0.77%高)の3915円で推移している。
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