ファナックなど中国関連株安い、後場で下げ幅拡大
・中国景気の減速鮮明に
・上海総合指数は反落
22日の東京株式市場でファナックなど中国関連銘柄が安い。前日の米株式市場が休場となり材料難のなか、これらの中国関連株に利益確定の売りが出ている。午後に入ると外国為替市場でドル・円相場がドル安・円高方向に傾いたことで下げ幅を拡大した。
午後零時45分現在、ファナックは前日比475円(2.56%)安の1万8100円。東京エレクトロンは240円(1.65%)安の1万4275円、小松製作所は34円(1.23%)安の2740.5円。
前日発表された中国の経済統計で、中国景気の減速が鮮明になったことも下げの一因となっている。
2018年の中国の国内総生産(GDP)伸び率は前年比0.2ポイント低下の6.6%。2年ぶりの減速となった。90年以来28年ぶりの低水準だった。
また、18年10~12月期のGDP伸び率は前年比6.4%。7~9月期の6.5%から低下した。米国との貿易摩擦の影響のほか、地方政府や企業の債務削減などが伸び率低下の背景にある。
上海総合指数は反落。日本時間午後零時30分現在、19.14ポイント(0.73%)安の2,591.37で推移している。
ドル・円相場は109.45円で推移。午前の109円台後半から幾分ドル安・円高が進んでいる。
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