ソフトバンクGが高値引け、米スプリントとTモバイルの合併承認近いとの報道
・米司法省、25日までに発表の可能性
・株価2.9%高
22日の東京株式市場でソフトバンクグループ<9984>が続伸した。傘下の米携帯通信4位スプリントと同3位TモバイルUSの合併計画について、米司法省の承認が近いと米メディアが21日に報じたことが買い材料になった。
終値は前週末比148円(2.91%)高の5239円。この日の高値で引けた。
米経済専門のテレビ局FOXビジネスが匿名の関係者の話として伝えたところによると、司法省の発表は24日か25日と見込まれ、それよりも早期になる可能性もある。同省が課す合併条件に複数資産の売却が含まれる可能性があり、こうした資産が第4の携帯通信サービスの設立につながる可能性があるという。
TモバイルUSは260億ドルでスプリントを買収することを計画している。衛星放送サービスの米ディッシュ・ネットワークに対するプリペイド事業などの資産売却に関する概要をTモバイルがまとめたことで、司法省の承認を得る見通しが立ったという。
米当局は競争を維持する観点からディッシュ・ネットワークを第4の携帯電話会社に育てる意向とされている。
スプリントとTモバイルは2018年4月、経営統合することで合意したと発表。1年後の手続き完了を目指していたが、規制当局の承認取得に時間を要し、19年4月に一度期限を延期していた。現在の期限は7月29日。
米国のもう1つの規制当局である連邦通信委員会(FCC)はパイ委員長が5月に条件付きで両社の合併を認める意向を示している。
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