ソフトバンクGが大幅続落、ウーバー終値が公開価格下回る
・ソフトバンクG、ウーバーに16.3%出資
・ウーバー初日、7.6%安
13日後場の東京株式市場でソフトバンクグループ<9984>が大幅続落。投資先で10日に米ニューヨーク証券取引所に上場した米配車サービス最大手ウーバー・テクノロジーズ<UBER>の株価が公開価格を大きく下回ったことが材料視されている。
午後2時21分現在、前週末比340円(3.11%)安の1万585円で取引されている。序盤に4.89%安の1万390円の安値をつけた。
ソフトバンクGはウーバーの筆頭株主。関連会社を通じて16.3%を出資している。
同業リフト<LYFT>の米ナスダックへの上場が不調だったことで、ウーバーは仮条件レンジ(44~50ドル)の下限に近い45ドルに公開価格を設定していた。
ウーバーの初値は42ドル。終値は41.57ドルで公開価格を7.6%下回った。
終値で換算したウーバーの時価総額は697億ドル。2014年の中国のアリババ・グループ・ホールディング<BABA>の上場以降では最大規模の上場だったが、当初予想されていた1000億ドル規模を大きく下回った。
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