ジャムコが大幅続落、航空機用シートで検査不正あったと国交相
・立ち入り検査で発覚
・資格保有しない従業員が検査
26日前場の東京株式市場で航空機用内装品メーカーのジャムコ<7408>が大幅に続落。立ち入り検査で航空機用シートなどの製造工程の検査に不正があったことが発覚したと石井啓一国土交通相が述べた。
午前11時24分現在、前日比126円(5.32%)安の2243円で取引されている。前場の中頃まではプラス圏で推移していた。
石井国交相は26日の閣議後記者会見で、ジャムコと子会社の宮崎ジャムコで製造工程の検査に不正があったと明らかにした。今年1~3月に実施した両社への立ち入り検査で発覚したという。
国交省によると、航空機用のシートやギャレー(調理室)、トイレの製造に必要な部品の納入を受けた時の検査に不正があった。
両社の検査が航空法に基づいて認可を受けた業務規程の手順に従っていなかったり、必要な社内資格を保有しない従業員によって実施されたりしていたという。
国交省は同社に対し安全性の評価や運航便への影響の検証を指示。また、石井国交相は、判明した事実に基づき、必要な行政処分などをできる限り早期に行うべく対応すると語った。
ジャムコは26日午後に記者会見を予定している。
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