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サンバイオが上場来高値、再生医療株の物色続く

  • サンバイオ時価総額5200億円

  • JCRファーマは10日続伸

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18日の東京株式市場で再生医療銘柄を物色する動きが続いている。サンバイオは前場で上場来高値を更新し、JCRファーマはこの日で10日続伸となった。

午後2時11分現在、サンバイオは前日比90円(0.86%)高の1万0540円で推移している。時価総額は5200億円余りで、東証マザーズ上場銘柄で首位。

前日に1万0790円まで上昇して上場来高値を5営業日ぶりに更新。この日はさらに1万0920円まで上げ、連日で高値を更新した。ただ、その後は利益確定の売りに押されて上げ幅を縮小している。

サンバイオは昨年11月に再生細胞薬「SB623」の外傷性脳損傷を対象とした日米共同研究での臨床第2相試験で主要評価項目を達成したと発表したことをきっかけに、株価が大きく上昇した。

今月7日には米国で大日本住友製薬と共同で実施している「SB623」の慢性期脳梗塞を対象とした第2b相臨床試験に対し、カリフォルニア州再生医療機構(CIRM)から総額2000万ドル(約21億7000万円)の補助金を獲得しており、このうち昨年12月28日付で経過観察終了達成分の補助金100万ドルを受領したと発表。株価上昇に弾みがついた。

間葉系幹細胞を使った細胞医薬品「テムセル」や遺伝子組み換え天然型ヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト」が好調なJCRファーマは140円(2.33%)高の6150円。

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