アドバンテストなど半導体関連株が高い、米マイクロンが大幅高
・東エレクやSCREENも上昇
・マイクロン終値は約10%高
22日後場の東京株式市場でアドバンテスト<6857>など半導体関連株が高い。米国市場でマイクロン・テクノロジー<MU>が好調な業績見通しを背景に10%近く上昇したことが好感されている。
午後1時57分現在、アドバンテストは前日比139円(5.72%)高の2567円で取引されている。
東京エレクトロン<8035>は705円(4.49%)高の1万6405円、SCREENホールディングス<7735>は105円(2.29%)高の4690円で推移している。
現時点で日経平均株価を東京エレクトロンとアドバンテストがそれぞれ27円と10円押し上げている。
マイクロン決算
マイクロンが20日の取引終了後に発表した2018年12月~19年2月期決算は、メモリー価格の下落で減収となった。しかし、CEOが電話会見で19年後半はデータセンター向け半導体やDRAMの需要拡大が期待できると発言したことで翌21日は株が買われた。
21日の米国市場でマイクロンは9.62%高の43.99ドルで引けた。
マイクロンの上昇は他の半導体関連株にも波及。エヌビディア<NVDA>は反発し、5.47%高の183.94ドルで取引を終えた。終値ベースで昨年11月15日以来の高値となる。
21日の米フィラデルフィア半導体株(SOX)指数の終値は3.5%高の1441.83。終値ベースで昨年3月に付けた高値1445.901に肉薄した。
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