しまむらが反落、三菱モルガンが目標株価下げ
・販売基調改善待ちの状態
・ゾゾタウンから6月撤退
3日の東京株式市場でしまむら<8227>が反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が2日付で目標株価を従来の8200円から8000円に引き下げたことが背景にある。
終値は前日比10円(0.12%)安の8110円。前場で一時、8010円(1.35%)の安値を付けた。
しまむらの投資判断については「ニュートラル(中立)」を継続した。
同証券はしまむらの業績に関して、値下げ処分減やコスト圧縮などリバウンド期待は高まるが、販売基調改善待ちの状態にあるとした。
主力の「しまむら」やベビー・子ども用品の「バースデイ」などの販売不振や在庫処分増が目立つとしたうえで、2020年2月期の6~8月期以降は販売不振が続くにしても、季節商品中心とした在庫処分の一段落やさらなるコスト削減により利益は持ち直すと考えているとした。
一方、20年2月期の営業利益予想を318億円から315億円、21年2月期の予想を329億円から319億円に引き下げた。
しまむらは6月、ZOZO<3092>が運営するファッション通販サイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」から退店し話題を集めた。18年7月の出店から1年を待たずしての撤退だった。コストに見合う利益が得られなかったことが一因とされた。
ゾゾタウン退店後は、今年1月に開始したスマートフォン上で注文した商品を店舗で受け取れる自社アプリに注力する計画という。
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