レオパレス反落、みずほ証券が投資判断を「アンダーパフォーム」で継続
・目標株価は200円から250円に
・最終黒字化、21年3月期以降と予想
20日の東京株式市場でレオパレス21<8848>が3日ぶりに反落した。みずほ証券が19日、レオパレスの投資判断を3段階で最下位の「アンダーパフォーム」で継続したことなどが材料になったもよう。
終値は前日比5円(1.77%)安の278円。
レオパレスの目標株価については200円から250円に引き上げた。
経営陣の刷新などで株価は経営存続リスクの回避などを織り込んでいるが、入居率改善などはまだ会社側計画を下回る推移であり、最終黒字化は2021年3月期以降が見込まれるという。
20年3月期については23億円の営業損失を予想。レオパレスが予想する22億円の営業黒字を下回るとみている。
さらに、レオパレスが施工した物件の全棟検査が継続しており、追加の損失リスクが残されている一方、施工不良問題で必要な補修が終わり、同社が管理する賃貸物件の「安全宣言」を打ち出すのは19年10月以降になると予想しているという。
こうした一連の動きや国土交通省による行政処分の可能性が株価に影響を与えているとしている。
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