メディシノバが一時ストップ高、進行型MS適応治療薬で良好な治験結果
・値上がり率2位
・第3相治験計画を近くFDAに提出へ
2日前場の東京株式市場でジャスダック上場のメディシノバ<4875>が一時ストップ高を付けた。開発中の薬剤の臨床試験解析結果が良好な内容だったことが明らかになり、買いが殺到した。
前場終値は前日比144円(15.77%)高の1057円。値上がり率は東証の全市場を通じて2位。
一時、150円高の値幅制限上限の1063円まで買われた。
メディシノバは2日の寄り付き前、開発中の「MN-166(イブジラスト)」の進行型多発性硬化症(進行型MS)を適応とする第2b相臨床試験のサブグループ解析結果を発表した。
それによると、MN-166の治療が、一定期間持続する身体障害進行リスクを減少させる効果は、再発を伴わない2次性進行型MSのサブグループにおいて最も強い傾向がみられた。
再発を伴わない2次性進行型MSの長期治療用に対し、米国食品医薬品局(FDA)が承認した薬はまだ存在しない。メディシノバはこの治療薬領域には大きな市場機会があると考えているという。
同社は現在、次の第3相臨床試験のデザインの詳細を検討中で、まもなく治験計画をFDAに提出する予定だ。
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