村田製作所など主力ハイテク株高い、インテルの冴えない決算でも
●日経平均は一時200円超上昇
●インテル10~12月期売上高、予想に届かず
25日前場の東京株式市場で村田製作所など主力ハイテク株が高い。23日の米ナスダック総合指数の上昇が材料になっている。米インテル(Intel Corp (オール セッション))が引け後に発表した決算が市場予想に届かなかったが、影響は限定的。
午前9時49分現在、村田製作所は前日比700円(4.96%)高の1万4805円、TDKは310円(3.97%)高の8120円で取引されている。東京エレクトロンは565円(3.84%)高の1万5295円。
日経平均は9時51分現在、142.55円高の2万0717.18円で推移している。上げ幅は一時、200円超に達した。
23日のナスダック総合株価指数は続伸。前日比47.694ポイント(0.7%)高の7073.462で取引を終えた。
インテルが時間外で急落
米インテルが24日引け後発表した2018年10~12月期の売上高は前年同期比9%増の186億5700万ドルで、市場予想の約190億ドルに届かなかった。中国でデータセンター向けCPUの伸びが鈍化したことが響いた。
一方、18年通期の売上高は13%増の708億4800万ドルとなり、過去最高を更新した。
また、同時に発表した19年1~3月期の売上高と利益見通しはいずれも市場予想を下回った。株価は引け後の時間外取引で一時8%下落した。
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