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東エレクなど半導体製造装置株が安い、米同業が下げる

・東エレク、日経平均へのマイナス寄与度首位
・2月フィラデルフィア連銀業況指数が大幅低下

22日の東京株式市場で半導体製造装置メーカーが総じて下げた。昨日の米国市場で半導体銘柄が売られたことが背景にある。

終値は東京エレクトロン<8035>が315円(1.99%)安の1万5490円。日経平均株価を11.67円押し下げ、マイナス寄与度で首位となった。

アドバンテスト<6857>は38円(1.44%)安の2607円。日経平均株価を2.81円押し下げた。みずほ証券はアドバンテスの投資判断を「買い」から「中立」に引き下げ、目標株価を2800円で維持した。AP向けテスターの反動減などを予想している。

ディスコ<6146>は310円(1.89%)安の1万6070円。みずほ証券はディスコの目標株価を2万4000円から2万円に引き下げた。19年前半がボトムで後半から回復局面に入るとみている。投資判断は「買い」を維持した。

日経平均株価は38.72円(0.18%)安の2万1425.51円で大引けを迎えた。

米フィラデルフィア地区連銀が昨日発表した2月の連銀業況指数はマイナス4.1となり、1月の17.0から大幅に低下。2016年5月以降では初のマイナスとなった。これを受け、市場では米景気減速への懸念が再び強まった。2月指数の市場予想は14.0だった。

米株式市場では半導体株が売られ、エヌビディア<NVDA>は前日比1.75%安、アプライドマテリアルズ<AMAT>は0.44%安で取引を終えた。


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