任天堂、スイッチ販売予想を引き下げ 株価は大幅反落
・スイッチ向けソフト販売本数予想は上方修正
・19年3月期の連結業績据え置き
1日前場の東京株式市場で任天堂が大幅反落している。前日の取引終了後に家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の19年3月期の販売予想を下方修正したことで売りが先行している。
午前10時2分現在、任天堂は前日比1890円(5.59%)安の3万1940円で推移している。
任天堂は19年3月期のスイッチの全世界での販売予想を2000万台から1700万台へ下方修正した。
一方、スイッチ向けソフトの販売本数は前回予想から1000万本引き上げ、1億1000万本になる見通しとした。11月発売の「ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ」と、12月に発売した「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」がいずれも1000万本を超えるヒットとなった。
18年4~12月期は増収増益
同時に発表した2018年4~12月期の連結決算は、営業利益が前年同期比41%増の2200億円、純利益は25%増の1687億円。
売上高は16%増の9972億円だった。スイッチの販売台数は前年同期比で19%増の1449万台。
19年3月期の連結業績は従来予想を据え置き、売上高は前期比14%増の1兆2000億円、純利益は18%増の1650億円を見込んでいる。
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