任天堂が年初来高値更新、中国が「スイッチ」販売を認可との報道
・テンセントが流通
・株価は年初来高値更新
19日前場の東京株式市場で任天堂<7974>が急反発し、年初来高値を更新。中国・広東省当局が18日、任天堂のゲーム機「ニンテンドースイッチ」、および同機用のソフトの販売を中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)に認めたと報じられた。
買い気配で始まり、前日比5000円(14.6%)高の3万9350円で寄り付き、午前10時前には年初来高値となる3万9560円まで買われた。
海外メディアが伝えたところによると、許可を出したのはテンセントが拠点を置く広東省の文化旅行庁。
同庁がウェブサイトで公表した審査リストには、テンセントの申請によるニンテンドースイッチ用のゲームソフト「NewスーパーマリオブラザーズUデラックス」のテスト版が含まれる。
発売時期や価格などは明らかになっていない。中国は内外のメーカーにゲームの販売を制限しており、任天堂のゲーム機の販売が認可されたのは異例とみられている。
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