石川製作所が大幅高、北朝鮮リスク意識される
・北朝鮮ミサイル発射台再建が進む
・細谷火工も買われる
8日前場の東京株式市場で石川製作所<6208>が大幅高。北朝鮮のミサイル発射施設の発射台再建作業が急速に進んでいるとの報道が買い手掛かりとなっている。
防衛機器などを手掛ける石川製作所は午前10時30分現在、前日比113円(8.07%)高の1513円で取引されている。
また、照明弾等と生産するジャスダック上場の細谷火工<4274>も大きく買われ、75円(9.1%)高の899円で推移している。
米国の北朝鮮情報分析サイト「38ノース」と米シンクタンクCSISは7日、北朝鮮のミサイル発射施設「西海衛星発射場」の復旧が急速に進み、正常な稼働状況に戻ったとみられると伝えた。
さらに北朝鮮のICBM生産関連施設でも、物資輸送用車両の移動が増加しているとの情報があった。
2月の米朝首脳会談が物別れに終わるなか、北朝鮮リスクは再度高まりつつあり、石川製作所などの防衛関連株が注目されている。
中国で5日から始まった全国人民代表大会(全人代)が公表した2019年予算案で、国防予算案が前年比7・5%増の1兆1898億元(約19兆8千億円)と伝えられたことなども、同社株の買い材料となった。
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