レオパレスが急反発、大量保有報告書の提出続く
・野村、5.46%を新規取得
・出来高が東証トップ
25日後場の東京株式市場でレオパレス21が<8848>が出来高を伴い急反発。レオパレス株を巡る大量保有報告書(5%ルール報告書)の提出が相次いでいる。
午後1時53分現在、レオパレスは前週末比16円(7.73%)高の223円で推移している。
出来高は現時点で6400万株超と東証の全市場を通じてトップ。
野村証券は22日、レオパレス株を新規取得し、15日時点の共同保有者との保有割合が5.46%になったとする報告書を提出した。保有目的は「証券業務に係る商品在庫」とした。
海外ファンドの動向
レオパレスは7日の取引終了後、建築基準法違反の疑いがあるアパートが新たに見つかったと公表し、19年3月期の業績予想を下方修正した。
これ以降、レオパレス株を巡る海外の資産運用大手の動向が注目を集めている。
ブラックロックは21日に提出した報告書で、15日時点のレオパレス株保有割合が5.41%から3.94%に低下したと明らかにした。
ブラックロックと同様に米資産運用会社タイヨウ・ファンド・マネッジメントも8日から13日にかけてレオパレス株を一部売却していたことがすでに発表されている。
タイヨウが20日に提出した報告書によると、13日時点のタイヨウのレオパレス株保有割合は4.40%となり、5.99%から低下した。
これとは対照的に、英資産運用会社のオデイ・アセット・マネジメントは、同期間にレオパレス株を11.04%まで買い増したことが19日提出した報告書で明らかになった。
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