石川製作所など防衛株急伸、北朝鮮が米との核協議停止検討との報道で
・タス通信が北朝鮮高官の発言伝える
・細谷火工も高い
15日の東京株式市場で石川製作所<6208>が大幅高となっている。昼休み中、北朝鮮の外務省高官が米国との核協議停止を検討しているとのロシア・タス通信の報道が伝えられ、後場で急伸した。
石川製作所は防衛関連株の代表格とされ、最近は地政学リスクの高まりとともに買われる傾向にある。
午後1時9分現在、石川製作所は前日比329円高(21.52%)高の1858円で取引されている。
また、ジャスダック上場の細谷火工<4274>や重松製作所<7980>も急伸した。
細谷火工は134円(14.58%)高の1053円、重松製作所は43円(6.31%)高の724円で推移している。
ロシアのタス通信によると、北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官が15日、平壌での記者会見で、北朝鮮は米国との核協議を停止することを検討していると発言した。北朝鮮は米国の要求に屈するつもりも、そうした交渉を持つつもりもないと話したという。
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