細谷火工など防衛株高い、金正恩氏が新型兵器の発射実験視察
・石川製作所も反発
・トランプ氏けん制が狙いか
18日前場の東京株式市場でジャスダック上場の細谷火工<4274>が3日続伸。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が17日、新型戦術誘導兵器の発射実験を視察したと朝鮮中央通信(KCNA)が報じたことを受け、同社や石川製作所<6208>などの防衛関連株が買われている。
午前10時現在、細谷火工は前日比18円(1.84%)高の997円で推移している。
石川製作所は9円(0.59%)高の1545円で取引されている。
同通信は、新型兵器の発射実験は多様な目標に対して多様な射撃方式を試す形で行われ、これにより特殊な飛行誘導方式と強力な武器を搭載した兵器の設計が検証されたとしている。決心さえすれば作れない武器はないと金正恩氏は述べたという。
一方、韓国のメディアは、金正恩氏が新型兵器の発射実験を視察したのは昨年11月以来、ほぼ5カ月ぶりと伝えた。
2月にベトナム・ハノイで開催された2回目の米朝首脳会談が決裂したことに金正恩氏は不満を募らせており、新型兵器を誇示してトランプ大統領をけん制する狙いがあるとみられている。
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