ホシザキが急反発、香港ファンドが狙い定めるとの報道
・物言う投資家のオアシスが関心
・一時4カ月ぶり高値
31日の東京株式市場で業務用厨房機器メーカーのホシザキ<6465>が大幅に反発して引けた。香港のヘッジファンド、オアシス・マネジメント・カンパニーがホシザキに狙いを定めているとの報道で後場に急伸した。
終値は前日比260円(3.27%)高の8220円。一時、前日比460円(5.78%)高の8420円まで買われ、1月22日以来およそ4カ月ぶりの高値を付けた。
米ブルームバーグが30日夜に報じたところによると、香港のヘッジファンド、オアシス・マネジメント・カンパニーのセス・フィッシャー最高投資責任者(CIO)が同日香港で開かれた投資会議で、ホシザキに狙いを定めていると明らかにした。
オアシスはいわゆる「物言う投資家」として知られている。
同氏はホシザキは素晴らしい事業を持っていると語り、株価は大幅に上昇する可能性があると述べた。
ホシザキは2018年秋に連結子会社であるホシザキ東海などでの不適切取引など一連の不祥事が発覚。今月29日に再発防止に向け策定したコンプライアンス・内部統制強化策を発表した。また、不祥事の責任を取り、創業家出身の坂本精志会長が代表権を返上する。
不祥事の発覚後、株価は約2割下落。フィッシャー氏は、ホシザキは割安だと思うと述べ、ホシザキ株は足元の水準と比べて52%以上の価値があるとの見解を示したという。
30日付の当該記事(英語)は、31日正午前に日本語訳が出稿された。
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