楽天株が急反落、利益確定の売り リフト上場で評価益計上へ
・楽天、リフト株13%超保有
・1100億円の有価証券評価益計上へ
1日の東京株式市場で楽天グループ<4755>が急反落した。米配車サービスのリフト<LYFT.O>の上場で評価益を計上すると発表したが、材料出尽くし感で利益確定の売りが優勢となった。
終値は前日比40円(3.82%)安の1008円。序盤はプラス圏で推移していた。
リフトは3月29日、米ナスダック市場に上場した。楽天はリフトの筆頭株主で、株式の13%超を保有している。
リフトの上場に伴い保有株の評価額を見直していた楽天は1日、2019年1~3月期に約1100億円の有価証券評価益を計上すると発表した。
ただ、19年12月期の業績予想は開示していない。
楽天の株式は3月以降、リフトの上場による含み益の拡大を手掛かりに上昇しており、市場に材料出尽くし感が広がった。
リフト初値は公開価格比21%高
リフトの初値は87.24ドル。公開価格の72ドルを21.2%上回った。
終値は公開価格を8.7%上回る78.29ドル。
リフトは上場に際し、当初計画を上回る3250万株を売却し、23億4000万ドルを調達した。
本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありません。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。 無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。
リアルタイムレート
- FX
- 株式CFD
- 株価指数CFD
※上記レートは参考レートであり、取引が保証されるものではありません。株式のレートは少なくとも15分遅れとなっております。