サンバイオが一時急伸、米学会で治験結果発表へ
・良好な結果得た外傷性脳損傷対象の治験
・株が一時6.8%高
7日午前の東京株式市場でマザーズ上場のサンバイオ<4592>が急伸する場面があった。良好な結果を得た外傷性脳損傷を対象にした再生細胞薬「SB623」の日米共同第2相試験の結果を、4月に開催される米国脳神経外科学会の年次総会で示すと前日の取引終了後に発表した。
午前11時10分現在、前日比40円(1.3%)安の3070円。朝方に210円(6.8%)高の3320円まで上昇したが、他の創薬ベンチャーの下げに追随して水準を引き下げた。
外傷性脳損傷を対象にした日米共同第2相試験は、2018年11月に主要評価項目を達成している。
これを受け、日本での外傷性脳損傷プログラムにおいて、20年1月期中の再生医療等製品として製造販売の承認申請を目指している。
米学会が総会を開催するのは4月13-17日。ここでのデータの開示が、「SB623」のもう1つの開発対象である慢性期脳梗塞での試験計画の練り直しにつながるとの見方がある。
同社は1月29日に発表したリリースで慢性期脳梗塞を対象とした米国での第2b相臨床試験で主要評価項目を達成できなかったと明らかにし、また3月下旬までに予定している19年1月期決算説明会までには、見直した20年1月期以降の開発・事業計画を開示する計画とした。
本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありません。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。 無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。
リアルタイムレート
- FX
- 株式CFD
- 株価指数CFD
※上記レートは参考レートであり、取引が保証されるものではありません。株式のレートは少なくとも15分遅れとなっております。