石川製作所が大幅続伸、北朝鮮にミサイル発射準備の兆候と米報道
・ロケット組み立て施設で活動活発化と米メディア
・中国の軍事費の拡大も買い材料に
11日前場の東京株式市場で石川製作所<6208>が大幅続伸。北朝鮮にミサイル発射準備の兆候があると週末にCNNなど米メディアが報じたことで、防衛関連銘柄の代表格である同社がこの日も関心を集めている。
石川製作所は買い気配で一段高となった後、9時15分に1860円(12.39%)高で始値をつけ、その後1914円(15.65%)高まで上値を伸ばした。
午前10時44分現在、前週末比215円(12.99%)高の1870円で取引されている。東証1部銘柄の値上がり率で5位につけている。
ジャスダック上場の細谷火工<4274>も続伸。102円(10.47%)高の1076円で推移している。ジャスダック銘柄の値上がり率で同社は現在3位。
北朝鮮の動向
CNNは日本時間9日午後、北朝鮮核問題の専門家の話として、平壌近郊にあるロケット組み立て施設で活動が活発化しており、打ち上げ準備が進んでいる可能性があることが衛星画像の分析で明らかになったと伝えた。
またこれに先立ち、米国の北朝鮮情報分析サイト「38ノース」と米シンクタンクCSISは、北朝鮮のミサイル発射施設「西海衛星発射場」の復旧が急速に進み、正常な稼働状況に戻ったとみられると報じている。
中国で5日から始まった全国人民代表大会(全人代)が公表した2019年予算案で、国防予算案が前年比7・5%増の1兆1898億元(約19兆8千億円)と伝えられたことなども、同社株の買い材料となった。
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