米SECが日産を調査との報道、米幹部報酬開示巡り 株価は急落
・米幹部報酬が正確に開示されていたか調査
・日産株、ルノーとの関係修復期待で前場は続伸
日産自動車が米国幹部の報酬を正確に開示していたか米証券取引委員会(SEC)が調査している。ブルームバーグが28日報じた。これを受けて同社株は下落した。
SECは日産の幹部報酬の開示が正確だったか、また同社が支払いを阻止するのに十分に管理体制を維持していたか調査している、とブルームバーグは関係筋の話を引用して伝えた。
日産の広報担当者は、SECの調査を受けていることを確認したという。
午後1時3分に一報が伝わると、東京株式市場で日産は急落。マイナスに転じ、一時前週末比24.7円安の903円の安値を付けた。
午後2時30分現在、8円(0.86%)安の919.7円で推移している。
前場は続伸
これより前、日産は続伸していた。前場の高値は8.9円高の936.6円。
フランス自動車大手ルノー(Renault SA)が会長兼最高経営責任者(CEO)を務めるカルロス・ゴーン氏の退任を決めたことで、新経営陣のもとでルノーと日産の関係修復が図られるとの期待から、朝方は買いが優勢となった。
25日のパリ株式市場でルノーは約4.91%上昇した。
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