東エレクなど半導体関連株高い、米SOX上昇で
・米SOXが2.4%高
・エヌビディアがイスラエルメーカー買収
12日前場の東京株式市場で東京エレクトロン<8035>など半導体関連銘柄が高い。11日の米株式市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が2.4%上昇したことが好感されている。
午前9時51分現在、東京エレクトロンは前日比255円(1.74%)高の1万4895円で推移している。
アドバンテスト<6857>は44円(1.76%)高の2537円、SUMCO<3436>は35円(2.82%)高の1278円で取引されている。
主要半導体関連銘柄で構成するSOXは5営業日ぶりに反発した。米半導体メーカーのエヌビディアが、イスラエルの半導体設計会社、メラノックステクノロジーズを69億ドル(約7600億円)で買収すると発表したことで半導体セクターが買われた。
エヌビディアはメラノックス株を1株125ドルで買い取る。これは先週末終値に対し14%を上乗せした水準。各国の規制当局の承認などを経て、年末までに買収手続きを完了する計画。
米ナスダック市場に上場するメラノックスは、データセンターのサーバー向けの半導体やその他のハードウエアを製造している。エヌビディアは買収でデータセンター向けの品ぞろえを拡充する。
11日のエヌビディア<NVDA.O>の終値は10.50ドル(6.97%)高の161.14ドル。
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