東エレクなど半導体関連株が高い、米TIの決算好感
・TIの10~12月期1株利益、予想上回る
・前日にはIBMが同様の決算
24日前場の東京株式市場で半導体関連銘柄が高い。米半導体大手のテキサス・インスツルメンツ(Texas Instruments Inc、TI)が23日発表した決算が市場予想を上回る内容だったことが好感されている。
前場終値は東京エレクトロンが前日比395円(2.8%)高の1万4485円、SCREENホールディングスは195円(3.93%)高の5160円、ルネサスエレクトロニクスは17円(2.88%)高の608円。
TIが発表した2018年10~12月期決算は1株利益1.27ドルとなり、市場予想の1.23ドルを上回った。前年同期は0.34ドル。ただ、売上高は前年同期から約1%減少した。
一方、TIによると1~3月期の1株利益は1.03~1.21ドル、売上高は33億4000万~36億2000万ドルが見込まれる。売上高の市場予想は約36億ドルであり、TIの見通しの上限はこれを上回る。
22日はIBMが好決算を発表していた。
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