トランスジェニック高い、国立がん研究センターと新規肺がんマーカーで共同研究契約
・一時5.4%高の470円
・前週、525円の年初来高値
東証マザーズに上場する創薬支援ベンチャーのトランスジェニック<2342>が高い。3日の取引終了後、国立がん研究センターと新規肺がんマーカーに関する共同研究契約を締結したと発表したことが背景にある。
午後11時9分現在、前日比14(3.14%)高の460円で取引されている。寄り付き直後に470円(5.38%高)まで上昇した。
トランスジェニックの発表文によると、国立がん研究センターが発見した小細胞性肺がん等の診断に有用な新規腫瘍マーカーと考えられる「スプライスバリアント型α-アクチニン-4」に対し、トランスジェニックの「GANPマウス技術」を用いて作製した特異抗体を用いて検出システムを構築し、臨床診断薬として実用化することを目指す。
また、今回のマーカーは既に日米欧で特許査定を受けており、共同研究で知的財産権の付加価値を高めて収益化に向けて取り組むという。
トランスジェニックは5月27日の取引終了後、「エクソンヒト化マウス」に関して、国際特許出願(PCT出願)を行ったと発表。同月29日に525円の年初来高値を付けていた。
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