村田製作所が続伸 好決算や米中関係改善への期待で
・18年4~12月期は40%増益
・株式分割実施へ
1日後場の東京株式市場で村田製作所が続伸。前日発表した2018年4~12月期決算が増収増益となったことが好感された。米中関係改善への期待も支援材料になっている。
午後2時35分現在、前日比1290円(8.37%)高の1万6710円で推移している。
18年4~12月期連結決算(米国会計基準)は、純利益が前年同期比40%増の1684億円、営業利益は55%増の2250億円だった。車載向けの電子部品販売が大きく伸びた。
4~12月期の売上高は前年同期比18%増の1兆2160億円だった。
19年3月期の予想は据え置いた。純利益は前期比44%増の2100億円を見込んでいる。
同社はまた、3月31日現在の株主に対し、4月1日付で1対3の株式分割を実施することも発表。流動性が高まるとの見方が広がった。
米中協議
一方、トランプ米大統領は米国時間31日、貿易協議の最終合意を目指して中国の習近平国家主席と会談する方針を示した。
大統領は訪米している中国の劉鶴副首相と面会。貿易協議に進展があったと評価し、最終的には習主席との会談で合意を目指す考えを示した。
18年3月期の村田製作所の売上高に中華圏が占める割合は55.6%。
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