安川電機など中国関連株高い、米中貿易協議進展への期待で
・米中、協議を継続へ
・上海総合指数は2.7%高
15日の東京株式市場で安川電機<6506>など中国関連銘柄が高い。貿易摩擦解消に向けた米中閣僚級協議が今週、米国で開かれると伝わり、投資家心理が改善した。中国株式市場の上昇も支援材料だった。
安川電機の終値は前週末比185円(6.01%)高の3265円。
ファナック<6954>は560円(2.97%)高の1万9400円、日本電産<6594>は365円(2.77%)高の1万3540円で取引を終えた。
トランプ米大統領は15日、3月1日の交渉期限を延長し、交渉中は中国製品に対する関税の引き上げを行わない可能性があると語った。米中両国は貿易協議を今週、ワシントンで再開する方針を表明している。
中国株式市場の上海総合指数は朝方から堅調に推移。午後に一段高となり、前週末比71.97ポイント(2.68%)高の2754.36で取引を終えた。
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