トヨタなど自動車株高い 「車輸出制限要求ない」と米側が回答と茂木経財相
・USTR代表に経財相が確認
・米の自動車輸入制限、半年間延期も
17日前場の東京株式市場でトヨタ自動車<7203>や本田技研工業<7267>など一部の自動車銘柄が上昇している。トランプ米大統領が日本に自動車の輸出制限を求める大統領令を検討しているとの報道について米通商代表部(USTR)代表に確認したところ、それはないとの回答を得た、と茂木敏充経済財政相が発言したことが材料になっている。
午前10時38分現在、トヨタは前日比38円(0.58%)高の6540円、SUBARU<7270>は11.5円(0.45%)高の2577円で取引されている。ホンダは42円(1.51%)高の2830円。
いずれも朝方に軟調になる場面があったが、この日の閣議後会見での先の経財相の発言を国内メディアが伝えた後に切り返している。
米ブルームバーグはこれに先立ち、トランプ氏が日本と欧州連合(EU)を対象に、自動車への追加関税の発動を延期する代わりに、対米自動車輸出を制限する施策を180日以内に講じるよう求める大統領令を検討していると報じた。
トランプ政権は安全保障を理由に自動車に25%の追加関税を課す新たな輸入制限を検討しており、今月18日に発動の可否を判断する期限を迎える。ブルームバーグはこれについて、大統領は判断を最大半年先送りする見通しと伝えている。
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