アンリツが続伸、ファーウェイ制裁の一部延期を米高官要請との報道
・副大統領や議員に対し書簡送付
・米企業の負担理由に
11日の東京株式市場で次世代通信規格「5G」銘柄のアンリツ<6754>が買われた。中国通信機器メーカーのファーウェイ(華為技術)と米政府機関の取引制限措置の一部延期を米国の高官が求めたとの米紙の報道が材料視された。
アンリツは続伸。終値は前日比32円(1.8%)高の1808円。
米紙ウォールストリート・ジャーナルは9日付で、ホワイトハウス行政管理予算局(OMB)のラッセル・ボート局長代行がペンス副大統領や議員9人に対し、ファーウェイと政府機関との取引を制限する法律の一部施行を延期するよう求めたことが分かったと伝えた。ファーウェイの技術に依存する米企業の負担が理由。
トランプ大統領が昨年署名したファーウェイの米国内での事業を禁止する国防授権法(NDAA)の一部の実施を延期する要求が書簡に記されているという。
アンリツは通信用計測機器の大手。今年3月、同社の試験システムが、次世代モバイルネットワーク「5G NR」における規格適合テストにおいて、スプリアス試験のGCF認証を取得したことが買い材料になり、およそ18年ぶりの高値となる2379円まで上昇した。その後、調整局面に入り5月に1554円まで下げていた。
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