JDIが続伸、主力3行が1070億円の融資枠更新へ
・12月30日まで
・INCJが債務保証
22日前場の東京株式市場でジャパンディスプレイ(JDI)<6740>が高い。経営再建中の同社に対し、みずほ、三井住友、三井住友信託の大手3銀行が総額1070億円のコミットメントライン(融資枠)を更新する見通しであると報じられ、当面の資金繰りへの懸念が和らいだ。
午前10時8分現在、前週末比1円(1.37%)高の74円で推移している。寄り付き直後に76円(4.11%高)まで買われた。
国内メディアは週末、大手3行がコミットメントラインを更新し、12月30日まで同額の融資枠を維持する方針であると伝えた。JDIの筆頭株主で政府系ファンドのINCJ(旧産業革新機構)が更新後も引き続き債務保証するという。
JDIは2017年8月9日に1年を期限とする1070億円のコミットメントラインを3行と締結し、昨年、これを1年更新した。現行のコミットメントラインの期間は18年8月8日~19年8月7日。INCJが無担保で連帯保証している。
JDIは業績の低迷が続き、自己資本比率が3月末時点で0.9%と債務超過寸前の状態に陥った。コミットメントラインの更新がなければ、8月7日までに融資を受けた額を返済する必要があった。
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