JDI株小動き、シャープ社長が支援に言及も
・シャープ社長、官民支援の必要性訴え
・JDI、台湾CGLの支援からの離脱を25日発表
26日の東京株式市場でジャパンディスプレイ(JDI)<6740>が小動き。シャープ<6753>の社長が25日、JDIの支援の可能性に言及したが反応は限定的だ。
午前9時49分現在、前日比変わらずの60円で推移。寄り付き以降、59円(1.67%安)と60円の間の狭いレンジで取引されている。
シャープが25日開催した株主総会と経営説明会で、戴正呉会長兼社長は経営危機にあるJDIへの支援について、「日本の国と社会に我々と同じ意識があれば援助したい」と発言した。
戴氏は「日本のような大きな国で、シャープとJDIの2社だけのディスプレーの会社が生き残れないのはおかしい」と述べ、官民を挙げた支援の必要性を訴えた。
一方、現時点でJDIからシャープに対する支援要請はないとされている。
JDIに対し最大800億円の支援を予定していた台中3社連合のうち、台湾のTPKホールディングスとCGLグループがすでに離脱を表明。残る中国ファンドのハーベストグループを軸に支援交渉は進んでいる。
これまでに香港のヘッジファンド、オアシス・マネジメントが出資を表明しているものの、再建の見通しは依然として不透明だ。
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