LINEが任天堂とスマホゲームで協業 株価急反発
・「ドクターマリオ ワールド」を展開
・19年初夏の配信目指す
1日前場の東京株式市場で3938-JPが急反発。 任天堂とスマートフォン向けゲームアプリ事業で協業することで合意したとの朝方の発表が買い材料になっている。
午前11時12分現在、前日比355円（9.38％）高の4140円で推移している。
両社の発表文によると、この協業に基づき、第1弾としてゲームアプリ「Dr. Mario World（ドクターマリオ ワールド）」を共同開発・運営する。
これは「Dr. Mario」をベースにした新たなアクションパズルゲームで、任天堂を配信元として日米を含む約60カ国に向けて2019年初夏の配信を目指すという。価格は無料でアイテム課金が発生する。
18年12月期は赤字転落
LINEが1月31日発表した2018年12月期の連結決算（国際会計基準）は、最終損益が37億円の赤字（前の期は80億円の黒字）。人件費や開発費が膨らんだ。
売上収益（売上高）は24％増の2071億円だった。
19年12月期の業績予想は非開示。金融や人工知能（AI）などの「戦略事業」で前年の2倍の600億円規模の投資を実行する。
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