SCREENなど半導体関連株高い、SOX指数が上昇
・SUMCOや東エレクも高い
・エヌビディア4%高
20日の東京株式市場でSCREENホールディングス<7735>など半導体関連株が堅調。米フィラデルフィア半導体株(SOX)指数の上昇を好感した。
SCREENの終値は前日比85円(1.89%)高の4585円。
SUMCO<3436>は8円(0.63%)高の1287円、東京エレクトロン<8035>は60円(0.38%)高の1万5700円で取引を終えた。
19日の米株式市場でSOX指数は1.34%高の1407.35で終了。1400台を回復した。
エヌビディアが上昇
米画像処理半導体(GPU)メーカーの米エヌビディア<NVDA.O>が大幅高となり、SOX指数を押し上げた。
エヌビディアの幹部は19日に開いたイベントで、仮想通貨需要を見込んで過剰な水準にまで積み上げられた半導体の在庫が、現行四半期中に解消されるとの見通しを明らかにした。
同社は仮想通貨のマイニングで使われるGPUを生産している。
さらに、2020年1月通期の売上高が前年比横ばいかわずかな減少にとどまるとし、平均4%減少を見込むアナリストよりも楽観的な予想を示した。
また、同社が18日のイベントでGPU搭載の低価格コンピューターの開発や、自動運転分野でのトヨタ自動車との提携拡大などを発表したことも買い材料だった。
エヌビディアは6.76ドル(4%)高の175.71ドルで引けた。終値ベースで昨年11月以来の高値となる。
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