ZOZO株が急反落、米大手証券が投資判断引き下げ
・値下がり率と売買代金、東証1部首位
・一時ほぼ1カ月ぶり安値
19日前場の東京株式市場でZOZO<3092>が急反落している。米大手証券が投資判断を引き下げたことが売り材料になった。
午前11時7分現在、246円(10.91%)安の2009円で取引されている。値下がり率は東証1部でトップ。
一時、2月25日以降では初めて2000円を割り込み、ほぼ1カ月ぶりの安値を付けた。
現時点での売買代金も東証1部で首位。
JPモルガン証券は、ZOZO株の投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に引き下げ、また目標株価を2700円から2300円に下方修正した。さらに、今期と来期の営業利益見通しをそれぞれ12%、25%下方修正した。
止まらない出品停止
ZOZOが昨年12月25日に導入した有料会員制割引サービス「ZOZOARIGATO」を敬遠し、企業が衣料通販サイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」への出品を停止する動きが続いている。
今月に入ってからは、宝飾品大手TASAKIの子会社アーカーが展開する「AHKAH」、ヴァンドームヤマダの「ヴァンドーム青山」や「ヴァンドームセレクト」など宝飾ブランドが出品を取り止めたことが伝えられている。
企業が懸念するのは、イメージの棄損や自社サイトからZOZOへの顧客流出だ。これを受け、zozoは2月下旬、「ZOZOARIGATOメンバーシップ」のメンバー特典価格について、サービス未加入者に対するウェブサイトでの価格の表示方法を出店者が選択できる機能を追加した。
「ZOZOARIGATO」は、年会費3000円(税別)、または月会費500円(同)を支払い有料会員になると、ゾゾタウンでのすべての商品が常に10%割り引かれるサービス。割引分はZOZOが負担する。
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