ZOZOが続伸、前澤社長がツイッター再開
・株価一時3%超上昇
・野村は目標株価下げ
25日前場の東京株式市場でZOZO<3092>が3日続伸。前澤友作社長がツイッター再開を発表したことが材料になった。ただ、野村証券による目標株価の引き下げや、本日発表予定の3月期決算を前にした様子見から上値は限定的だった。
前場終値は前日比33円(1.58%)高の2127円。
株価は朝方軟調だったが、前澤氏による「本日よりツイッター再開します」との投稿が話題を集めると、一時3%超上昇した。
前澤氏は2月7日の「本業に集中します。必ず結果を出します」との投稿を最後にツイッターでの発言を控えていた。
野村の投資判断
野村はZOZOについて、安定成長の持続を前提に投資判断を「買い」で継続した一方、目標株価を2880円から2700円に引き下げた。
ZOZOが昨年12月25日に導入した有料会員サービス「ZOZOARIGATO」について、業績への影響については不確定要素が多く、25日の決算発表を待つ必要があるとの見方を示した。同サービスは導入後に参加企業の撤退が相次いだ。
一方、ファッション電子商取引(EC)市場はまだ成長の初期段階にあり、EC化率は2017年実績の11.5%から22年には20.9%まで成長するものと予想。ZOZOも安定的な成長を持続すると予想するとの見解を示した。
19年3月期決算発表へ
ZOZOは本日、19年3月期の決算発表を行う予定。
同社は1月31日、19年3月期の連結営業利益予想を前年比18.9%減の265億円に修正するとし、従来予想から33.7%下方修正した。
採寸用ボディスーツ「ゾゾスーツ(ZOZOSUIT)」を無料配布したが、想定したほどの効果が得られなかったことが理由という。
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