ZOZO株がPTSで8％高、4～6月期大幅増益 ゾゾスーツ配布減が貢献
・販管費を抑制
・20年3月期業績据え置く
ZOZO株<3092>が30日夕の私設取引で上昇。この日午後3時に発表した2019年4～6月期決算が大幅増益となったことを好感した。
ZOZO株はSBIジャパンネクスト証券が運営する私設取引システム（PTS）で、午後3時14分に同日の東証終値を145円（7.8％）上回る2003円を付けた。
東証終値は前日比28円（1.53％）高の1858円。
増収増益
ZOZOが発表した4～6月期の連結決算は、純利益が前年同期比27.9％増の53億2600万円だった。営業利益は32.6％増の77億8600万円。
全身採寸用ボディースーツ「ZOZOSUIT（ゾゾスーツ）」の配布数の減少により、広告宣伝や荷造運搬など販売管理費が抑制されたことが利益を押し上げた。
売上高は6.2％増の281億円9700万円。春季セールイベントの展開などが増収に貢献したという。
20年3月期の連結業績は従来予想を据え置いた。売上高は前期比14.9％増の1360億円を予想。営業利益は24.7％増の320億円、純利益は40.8％増の225億円を見込んでいる。
ZOZO株価 週足 (出所: IG証券)
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