ZOZOの前澤友作社長、ツイッター休止発表 株価一時上昇
・ZOZO株、前場で2年2カ月ぶり安値
・前澤社長、「本業に集中します」と投稿
衣料通販サイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」を運営するZOZOの前澤友作社長が7日、ツイッターの休止を発表した。同氏の投稿は投資家に好感され、それまで下げていた株価は一時プラスに転じた。
ZOZO株は続落して引けた。終値は前日比20円(1.1%)安の1795円。
ゾゾタウンからのブランド撤退が相次ぐなか、ZOZO株はこの日も朝方から売られる展開。午前10時過ぎに、前日比約7%安の1681円と2年2カ月ぶりの安値を付け、その後も終盤まで安値付近で推移した。
午後2時15分頃、前澤友作社長がツイッターに「本業に集中します。チャレンジは続きます。必ず結果を出します。しばらくツイッターはお休みさせてください」とのコメントを投稿すると、同氏の姿勢を好感した投資家の買い戻しが入り、同社株は急速に下げ幅を縮小。引け際にプラスに転じ、前日比2.1%高の1853円の高値をつけた。
ただ、上昇は長続きせず、マイナス圏に戻して大引けを迎えた。
業績低迷
ZOZOが昨年12月25日に導入した有料会員サービス「ZOZOARIGATO」に対し、多くの企業が不満を表明。今週は衣料品大手のライトオンがゾゾタウンからの撤退を表明した。
さらに、業績の低迷も依然として株価の重しになっている。同社は先月31日、19年3月期の連結営業利益予想を従来予想から33.7%下方修正した。採寸用ボディスーツ「ゾゾスーツ(ZOZOSUIT)」を無料配布したが、想定したほどの効果は得られなかったことが理由という。
本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありません。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。 無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。
リアルタイムレート
- FX
- 株式CFD
- 株価指数CFD
※上記レートは参考レートであり、取引が保証されるものではありません。株式のレートは少なくとも15分遅れとなっております。