ZOZO株が続伸、サイトでの割引価格表示を変更可能に
・価格の表示方法、出店者が選択へ
・出来高は東証1部で5位
27日前場の東京株式市場でZOZO<3092>が5日続伸。ウェブサイトでの価格の表示方法を出店者が選択できる機能を追加したと発表したことが材料になっている。
午前10時35分現在、前日比79円(3.79%)高の2166円で推移している。
出来高は現時点で930万株超。東証1部銘柄で5位につけている。
同社は26日付リリースで、衣料通販サイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」における会員制割引サービス「ZOZOARIGATOメンバーシップ」のメンバー特典価格について、サービス未加入者に対する表示方法を出店者が選択できる機能を追加したと明らかにした。
それによると、従来どおりに割引後の価格が表示されるパターンA、出店者が設定した価格とZOZOARIGATO案内へのリンクが表示されるパターンB 、出店者が設定した価格のみが表示されるパターンCの3種類の表示方法を出店者は選択できる。
ZOZOが昨年12月25日に導入した「ZOZOARIGATO」は、年会費3000円(税別)、または月会費500円(同)を支払い有料会員になると、ゾゾタウンでのすべての商品が常に10%割り引かれるサービス。割引分はZOZOが負担する。
「ZOZO離れ」に反論
ZOZOの新サービス導入後、一部のブランドがイメージの棄損や自社サイトからZOZOへの顧客流出を懸念してゾゾタウンから撤退。ゾゾは1月末に開催した決算説明会で「ZOZOARIGATO」の導入後に42ショップが離脱したと公表した。
さらに今月に入ってから衣料品大手のライトオンや時計ブランドのハミルトンが離脱し、スポーツ用品大手ゴールドウインもアウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス」と「ヘリーハンセン」の出品を18日に停止したことが伝えられた。
ZOZOはリリースで、報じられている「ZOZO離れ」について言及。今月24日時点での取り扱い商品数は前年同日対比で14.6%増加しているとし、ゾゾタウン全体に与える影響は限定的と考えていると表明した。
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